そのような中、日経平均株価は終日プラス圏での推移となり、終値で22,000円台を回復する反発となりました。取引時間中の高値は22,448円(+453円)、安値は22,273円(+278円)となり、値幅(高値と安値の差)は約175円となっています。

なお、TOPIXも概ね同じような値動きで反発となりましたが、上昇率は日経平均株価を大きく下回りました。

東証マザーズ株価指数は4日続落、売買代金は52日連続で1,000億円超え

東証マザーズの出来高は1億4,192万株、売買代金は2,306億円となり、いずれも前日より増加しました。個人投資家の物色意欲は継続しており、売買代金は52日連続で1,000億円を上回り、再び2,000億円を大きく上回っています。

ただ、新興市場での利益確定売りは収まっておらず、取引時間中には1,000ポイントを大きく割り込んで急落する場面がありました。その後はやや戻したものの、最後は4日続落で引けています。

終値で1,000ポイントは維持しましたが、このまま大台をキープできるか注目されましょう。

東京エレクトロンが再び上場来高値を更新、J. フロント リテイリングは連日の急落

個別銘柄では、株価指数寄与度の高い大型株が軒並み反発し、ファーストリテイリング(9983)、ソフトバンクグループ(9984)、KDDI(9433)、信越化学工業(4063)などが大幅高となり、ダイキン工業(6367)は年初来高値を更新しました。