離れて暮らす親に聞いておきたい4つの項目

内閣府の調査によると65歳以上の高齢者がいる世帯のうち、一人暮らし、もしくは夫婦のみで暮らしているという世帯は、2017年で58.9%と全体の過半数を超えています。

離れて生活していると、親の身の回りのことがわからないということもあるでしょう。万が一に備えて、どんなことを確認しておくと良いのでしょうか。

通院・服薬はしているか

突然体調を崩して救急搬送された場合、既往症や服薬内容について細かく聞かれることがあります。本人の意識がなく答えられない場合に備え、通院・服薬をしているかの確認も大切です。

どんな病気でどんな薬を飲んでいる(いた)のか、アレルギーはあるのか、かかりつけ医と通院の頻度などについては、日頃から確認しておきましょう。

通帳や印鑑などの保管場所

もしものことがあった場合、どこに何が保管されているかわからず慌てるということは少なくありません。

中でもお金にまつわる通帳や印鑑については、「認知症になり場所が分からなくなってしまった」「死後通帳が見つからない」いうことにならないよう、親が元気なうちにきちんと確認しておくと良いでしょう。

また、急な病気やケガの際に必要となる、健康保険証、生命保険や医療保険の証書などの保管場所も知っておきたいものです。