巨大ふぐちょうちんは大阪を代表するランドマークの1つ
1つ目の理由は、その巨大なふぐ立体看板(ちょうちん)です。
この立体看板は誰の目にも止まりやすく、当然ですが一目でふぐ料理だと理解できます。大阪では「かに道楽の動くかに」「くいだおれ太郎」「づぼらやのふぐちょうちん」は立体看板“御三家”として有名です。
特に、ここ数年は激増した外国人観光客に大人気であり、いずれも有名な写真スポットになっています。外国人にとっては、あの巨大な立体看板は相当に珍しいのでしょう。
いずれにせよ、この巨大ふぐちょうちんは、大阪を代表するランドマークの1つであり、ネットやテレビで一度は目にしたことがあるのではないでしょうか。
なお、づぼらやの閉店後は、このふぐちょうちんを自治体主導(大阪市)でオブジェの形で残す動きが出ています。まだ何も決まっていませんが、どのような形で残るのか興味のあるところです。
爆騰が続く「道頓堀1-6-10」(づぼらや)の公示地価
2つ目の理由は、地価の高騰です。
実は、づぼらや道頓堀店前は公示地価算出の調査箇所の1つになっています(商業地、以下同様)。この地点は、国土交通省が発表する公示地価では“「道頓堀1-6-10」(づぼらや)”と表示されます。
そして、この場所の地価は急騰が続き、2017年(平成29年)の公示地価では上昇率+41.3%で全国第1位(上昇率ランキング、以下同)となり、2018年も+27.5%で全国第2位となりました。ちなみに、2016年も+40.1%で全国第2位でした。
念のためもう一度書きますが、全国での上昇率で1位とか2位というレベルです。