■タオル類

お中元やお歳暮、お祝いのお返しなどのバスタオルや毛布、景品でもらった企業名入りのフェイスタオルや布巾類がタンスや押入れを占領しているという場合も多いのではないでしょうか? 傷めば嫌でも新しいものを買わなければいけないタオルや毛布などは、買い替えるまでのひとときだけでもあると重宝します。

・タオルケットに
大判のバスタオルは、夏に子供や自分のお昼寝用、もしくは就寝用タオルケットとして活用することもできますし、突然の大雨や川遊びなどに備えて車に乗せておいてもいいでしょう。

・お出かけ時の予備用に
タオルを1枚車に乗せておけば、突然のケガや子供の粗相などでタオルが必要なときにも便利と言えますし、足湯や水際での遊びにも即対応できるでしょう。

不要なものはお金に換える

実家でも、自分自身や自分の家族も使わない不要なものは、リサイクルショップ、メルカリ、ヤフーオークション、不用品回収業者などを活用してお金に換えましょう。ただ、あまり強引に処分させようとするとケンカになることもあるので、まずは下記のように提案してみてはどうでしょうか。

「こういう大型家具は、体力のあるうちに処分しないと引き取り代金とかが必要になるから、捨てることを考えてみて」
「これ、いま売ると数百円ぐらいになるんじゃない? いろいろ売って、のんびり温泉旅行にでも行かない?」

おわりに

断捨離というと、かなり大がかりで、物をたくさん捨てるイメージを持ってしまう人も多いと思います。けれども、断捨離を提唱する、やましたひでこさんは、「断捨離とは、不要な物を減らし、生活に調和をもたらそうとする思想のこと」だとおっしゃっています。

すぐには物を捨てることにつながらなくても、不要な物を捨てるようアプローチをかけていくことは、断捨離をするうえで大切なことだと言えるのではないでしょうか?

【参考資料】みらいプロセス「一軒家の遺品整理の料金はいくら?費用相場&安くする4つの方法

山内 良子