実家との関係があまりよくない人へ

実家の断捨離は、親との関係を修復するよいチャンスでもあります。実家のタンスや押入れには、不要な物だけでなく、子供の頃の写真や制作物が置いてあることも少なくありません。

思い出の品を手に取りながら会話したり、たまには愚痴を言い合ったりすることが、親子間の距離を縮めることもあるようです。まずは、家に遊びに行ってもよいかどうかを打診し、断捨離につなげていくのも一つの手です。

まだ使えるものをお裾分けしてもらう

断捨離で「いま使えるものがないか」再確認していると、物持ちがいい親御さんから「いまは使わない」と返答されるような物もあるでしょう。そういう物を大切にする人は、大切に使ってくれる人が現れれば譲りたいと考えることも少なくないようです。

そんな場合は、自分たちの家で使えないかどうか考えてみましょう。特に下記で紹介するような消耗品は、そのままの形で使用しなくても、いろいろな使い道があって節約にもなります。

食器類

気に入った食器であればそのまま使うというのがベストですが、趣味が合わないのであれば食器以外の別の使い方しても良いでしょう。

・フラワーベースに
深さや高さのあるガラス製のグラス、麦茶ポットやピッチャーなどはフタを外して花を生ければ見た目がオシャレなフラワーベース(花瓶)に。ピッチャーなどで上部がくびれているような場合には、根が長く、花や葉の部分が大きいものを生けると「根を見せる」いまどきの演出が可能です。

・小物入れに
小鉢などはカギやネックレスなどのアクセサリー類を入れたり、アメやガムなどを少量だけ置いておいたりするような小物入れに使えます。フタ付き場合には、ボタンやデコパーツの材料などを分けて入れておくのにもおすすめです。