また、三菱UFJフィナンシャル・グループ(8306)などの金融株と、住友不動産(8830)などの不動産株に反発の兆しが見られず、冴えない値動きのまま引けています。
その他では、2月29日から4カ月近く休園が続き、再開の兆しが見えない東京ディズニーランド/東京ディズニーシーを運営するオリエンタルランド(4661)が値を下げたことが目を引きました。
一方、先週末に急騰した東京エレクトロン(8035)が続伸し、医薬品株では中外製薬(4519)が上場来高値を更新し、塩野義製薬(4507)も年初来高値を更新しました。
また、トイレタリー株も物色され、ユニ・チャーム(8113)とライオン(4912)が年初来高値更新となりましたが、その後は売られて終値は下落しています。
その他では、先週ようやく無観客のまま開幕したプロ野球で、7月10日から観客動員開始の報道が流れたことを受け、東京ドーム(9681)が一時+5%高に迫る急騰となりましたが、その後は値を消して+2%弱高に終わったことが目を引きました。
新興市場(東証マザーズ)では、医療バイオ株への物色が続き、オンコリスバイオファーマ(4588)が大爆騰となって、連日でのストップ高となりました。
葛西 裕一