定年後の年金、繰り上げ・繰り下げ受給はみんなどうしてる?

Rawpixel.com/Shutterstock.com

「老後に、できるだけ多くもらいたいお金と言えば?」そう、年金ですよね。65歳まで定年が延長されたことで、もらえる年金も多くなるのでは・・・と期待が膨らみます。

一方、長く勤めることで、自分の年金にどんな影響が出るのか、気になるところです。年金の受け取り方も考えないといけませんね。そこで、本日は年金の繰り上げ、繰り下げ受給について調べてみました。

年金の繰り上げ、繰り下げ受給とは

年金の「繰り上げ受給」とは、本来65歳で受給する年金を、前倒しで受給する仕組みです。

続きを読む

老齢基礎年金、老齢厚生年金は、原則として65歳から受給しますが、希望すれば60歳から65歳になるまでの間で、繰り上げて受給することができます。

早くもらった方が得のように感じますが、繰り上げ受給請求をした場合、請求時の年齢に応じて年金が減額されます。そして、その減額率は一生変わりません。

一方、「繰り下げ受給」ですが、65歳で受給の請求をせずに、66歳以降70歳までの間で年金を繰り下げて受けとる仕組みです。

老齢基礎年金、老齢厚生年金ともに、いつまで受給を遅らせるかで年金額が決まります。受給を1か月遅らせると、1か月あたり0.7%が増額され、最高70歳まで繰り下げが可能です。年齢別の増額率は下記のとおりです。

  • 66歳0ヵ月~66歳11ヵ月・・・8.4%~16.1%
  • 67歳0ヵ月~67歳11ヵ月・・・16.8%~24.5%
  • 68歳0ヵ月~68歳11ヵ月・・・25.2%~32.9%
  • 69歳0ヵ月~69歳11ヵ月・・・33.6%~41.3%
  • 70歳0ヵ月以降・・・42.0%

「70歳0ヵ月以降」での増額率にご注目ください。70歳まで受け取りを繰り下げすれば、もらえる年金金額は42%増しで受給することができます。

参考記事

ニュースレター

メールアドレスをご登録いただくと、毎朝LIMOの更新情報をお届けいたします。
土屋 史恵

ファイナンシャルアドバイザー/金融プロフェッショナル採用
神戸市外国語大学卒業後、外資系生命保険、大手都市銀行等で個人顧客の資産運用に関連する業務に携わる。現在は、これまでの金融機関勤務経験を活かし金融サービスを提供する企業の金融プロフェッショナル採用業務などを担当。FP2級、一種外務員等の資格を保有。