次のおこづかい日はまだまだ先だというのに渡した分をすぐに使ってしまったり、渡したのに「なくなったから、ちょうだい」と言われたりしたこともありました。約束したおこづかい帳への記入もサボる日々。このままではいけない!と思った母(筆者)は、おこづかい制を一旦中止に。

どうしたら上手に金銭感覚を身につけさせられるのだろう…と思い悩んでいたところ、たまたま見かけたのが「カプセルトイの装置を段ボールで手作りしよう」というネット記事でした。

「かけあわせたら面白いんじゃない?」とひらめいた

カプセルトイの装置は、段ボールや厚紙、クリアファイルなど、100円ショップで売っている材料を使って作ることができます。お店に置いてあるような本格的なものを作ることは不可能ですが、「ハンドルを回す→景品が出てくる」という一連の流れは、手作りでも再現可能です。

我が家の子どもはカプセルトイが大好き。あの、“何が出てくるか分からないワクワク感”がたまらないのでしょうね。大人である筆者でさえ、好きなモチーフのカプセルトイを見かけたときは「欲しい」となるので、気持ちはじゅうぶん分かります。

なので、その記事を見たとき「ガチャの景品って嬉しいよね…ということはカプセルの中からお駄賃が出てきたらもしかして楽しい!?」と思ったのです。

さっそく材料を揃えて工作にチャレンジ。少し手間はかかりましたが、試行錯誤しながらなんとか完成しました。カプセルの中に目隠しのための紙で包んだお駄賃を入れてセット。あまり金額に大小の差をつけないように調整しました。

いざ完成し、子どもが喜んでくれるか少し心配でした…が、見た瞬間、「なにこれ!?」と飛びついてきました。“お駄賃ガチャ”の誕生です!