「留守電」で特殊詐欺をブロック!

特殊詐欺のターゲットの多くは高齢者。騙しやすいということもありますが、固定電話を利用していることや、日中に家にいる人が多く、電話に応対する確率が高いことも理由としてあげられます。それでは、どうすれば被害を防げるのでしょうか。

一番簡単な方法は「留守番電話機能」を利用することです。詐欺師たちは自分の声が録音されることを嫌うので、留守番電話のメッセージに切り替われば電話を切ります。これで、詐欺電話をとってしまう危険は大幅に減ると考えられます。もし、まっとうな要件であれば相手は伝言を残すか、再度かけ直してくるはずです。

最近は、相手の電話番号が表示されるだけではなく、「振り込め詐欺対策のため、この電話は録音されます」という類いのメッセージが流れる機種も販売されています。日頃かかってく電話に少しでも不安を感じた場合は、ぜひ早めの活用をおすすめします。

まとめ

コロナ禍で多くの人が不安を抱えながら生活するなか、その弱みや不安に付け込む詐欺。お金の面だけではなく、心にも大きなダメージを与える卑劣な行為です。もちろん罰すべきは詐欺師たちですが、こちら側にも未然に防ぐ努力は必要です。特に高齢者の場合は、冷静に判断できなかったり、どうすればよいか迷ってしまったり・・・ということも多いはず。家族が頻繁に連絡をしてあげて、詐欺に対する意識を高めてあげることも、大事な防止策となるでしょう。

【参考】
特殊詐欺認知・検挙状況等について」警察庁

LIMO編集部