40歳未満では、負債現在高が貯蓄現在高の2倍ほどに上ります。働きざかりといわれる40代の貯蓄現在高と負債現在高は、ほぼ同額です。これらの年代には、「住宅ローンや子どもの教育にお金がかかり、なかなか貯蓄に回す余裕がない」という人が少なくありません。
50代になると、ようやく貯蓄現在高が増えはじめます。通貨性および定期性預貯金は1,000万円を突破し、有価証券や生命保険などの金融資産を含めた合計は1,704万円に達します。
一方、負債現在高は652万円です。住宅ローンが残っている人もまだ多いということでしょう。定年退職が間近に迫り、「このまま老後に突入するのは不安だ」と感じる人もいるのではないでしょうか。
退職金をもらう人も多い60代では、負債現在高が250万円にまで減り、貯蓄現在高は2,330万円に達します。このうち、通貨性および定期性預貯金は1,464万円です。60代は「資産運用難民」ともいわれ、資産運用の選択肢が非常に限られてしまいます。これまで作ってきた資産をできるだけ減らさないことが求められます。
著者
LIMO編集部は、経済や金融、資産運用等をテーマとし、金融機関勤務経験者の編集者が中心となり、情報発信を行っています。またメディア経験者の編集者がキャリア、トラベル、SDGs、ショッピング、SNSなどについて話題となっているニュースの背景を解説しています。当編集部はファンドマネージャーや証券アナリスト、証券会社・メガバンク・信託銀行にて資産運用アドバイザー、調査会社アナリスト、ファッション誌編集長、地方自治体職員等の経験者で構成されています。編集スタッフの金融機関勤務経験年数は延べ58年(696か月)で、メンバーが勤務していた金融機関は、野村證券、三菱UFJモルガン・スタンレー証券、日興証券、三菱UFJ銀行、三井住友信託銀行、日本生命、フィデリティ投信などがある。日本証券アナリスト協会認定アナリスト(CMA)、第一種外務員(証券外務員一種)、CFP®、FP2級、AFP等の資格保有者が複数在籍。生保関連業務経験者は過去に保険募集人資格を保有。株式会社モニクルリサーチが運営(最新更新日:2026年2月7日)。