今後も第2波・第3波や予期せぬ緊急事態が起こる可能性は十分にあり、そのたびに「前の生活がよかった」と悲観してネガティブになるほうが、子どもの発育によくないはず。新しい生活や世の中の変化を受け止め、楽しもうとする姿を見せることこそ大事であると今では感じています。

夫婦の会話、双方の友達とオンラインで顔を合わせる機会を増やす

コロナ禍で筆者は友達と頻繁にオンライン飲みをするようになりました。それまでは筆者が飲み会に行くとしたら夫に子どもを託せるときだけだったため、子どもを寝かしつけた後に自宅で友達と飲める環境はとてもありがたいものです。

いつも会っていた友達だけでなく、ほとんど会えていなかった地元の友達や遠方に引っ越した友達とも気軽に顔を合わせられるのがオンライン飲みのいいところ。

SNSに「いいね!」するだけではないコミュニケーションがそこにはあるので、子どもを産んでから友達となかなか会えていなかった筆者は人との繋がりを感じられ、今後も続けていきたい生活の一部となりました。

また、筆者がオンライン飲みをしていると、夫がたまに顔を出して参加します。夫が夫の友達とテレビ電話しているときに、筆者や子どもが挨拶することも増えました。夫がそれまで会ったことがほとんどなかった筆者の友達とも交流しているのを見ると、交流関係がさまざまに広がる楽しさも感じています。

仕事の会食や仕事仲間との飲み会が多かった夫もその頻度がグッと減少。そして筆者と膝を突き合わせて、2人で飲む機会が増加。改めてお互いの仕事や家族のこと、くだらない話などをする時間が一気に増えました。コロナをきっかけに、夫婦間のコミュニケーションがグッと増えた生活が始まり、筆者としてはとても嬉しく思っています。