昔のバレエやスポ根少女漫画にあった、シューズの中に画びょうが入っていたり、わざと怪我をさせて試合に出場できないようにしたり。実際にこの様な場面に遭遇したことがある人は少ないかもしれませんが、なぜこのようなことが起きてしまうのかは、想像に容易いのではないでしょうか。

そう、このような行動は、人間の妬み嫉みから起こるものと予想できます。

実は漫画やドラマと言った空想の中だけではなく、実社会にも妬み嫉みによるトラブルは起こり得るものです。今回は、職場における女性の嫉妬に関した、筆者の実体験をお話させて頂きたいと思います。

柱の影から聞こえてきた「来なくていいのに」

息子達が幼少時代、筆者はとある飲食店でアルバイトをしていました。その飲食店の求人内容は「平日日中3~4時間!土日祝日お休みできます!」というもので、子ども達が幼稚園に行っている時間だけの勤務条件に主婦の自分にちょうど良いと思い、応募したのです。

子ども達2人ともが通園するようになり、その時間はぜひ働きにでたいと思っていた筆者。ですが当時、通っていた幼稚園の保育時間は午後3時まで。夏休み・冬休みといった長期休暇期間の預かり保育を行っていません。そうなると、たとえパートといっても、そんな条件にあう働き先をなかなか見つけることができないのです。

そんな時に見つけた好条件の求人募集に早速連絡し、店長と面接することになりました。面接時、ダメ元で正直に「夏休みなどの子ども達の長いお休み期間も、お休みを頂けるならぜひ働きたい」と要望を告げました。そうすると、あっさりOK。無事にパートとして働くこととなったのです。