特徴2:ストレスフルな現場

別の会社での話。同期入社の既婚男性と未婚女性が不倫関係になりました。男性は学生時代から付き合っていた女性と入社後1年ほどで結婚、子どもももうけていましたが、配属された部署が忙しい上に、上司のダメ出しがひどく、つねにストレスを抱えている状態だったようです。

そこに後から同期入社の女性が人員補充ということで配属されてきました。同期の気安さもあって、一緒に食事をしたり、飲みに行って、職場の愚痴をこぼしあううちに、いつの間にか、そういう関係になってしまったようです。

ストレスの多い職場は、そのストレスの苦痛さを共感するため、深い関係になりがちです。やはり同じ辛い気持ちを共感できている相手には「共感してもらえている」という安心感を抱いてしまうもの。男女間であれば、不倫という関係が生まれやすい環境といえるかもしれません。

しかし、その関係はいつまでも隠し通せませんでした。残業後に2人が一緒にいることを特に不思議に思う人はいなかったのですが、休日にデートをしていたところを、複数の同僚に目撃されてしまったのです。「プライベートで会うなんてどんな関係?」といううわさが流れ、不倫関係であったことが明白に。

結局、女性は周囲の目に耐え切れず退職、男性はそのまま会社に残って仕事をしていますが、周囲の目は冷たく、非常に居心地の悪い毎日を過ごしている状況だそうです。