特徴3:社員のイベントが多い

こちらも別の会社の話。同じチーム内で働いていた先輩男性と後輩女性が、不倫関係となってしまいました。男性のほうは既婚。結婚7年目になる奥様と、小学校入学前の子供が一人いたそうです。

アットホームな雰囲気を売りにしているためか、とにかく社内のイベントが多かったというこの会社。世話好きで準備係に任命されることが多かった男性と、イベントが大好きで積極的に係をかってでることが多かった女性は、イベントのたびに行動を共にすることが多かったそうです。気が付けば、互いに本気になっていたとか。

社内のイベントは、社員同士の中を深めて業務を円滑にすることを目的としています。しかし、イベントの中で「仕事中には見せない表情や優しさ」を見て惹かれてしまい、不倫関係がスタートしてしまうことも多いようです。仕事中には厳しいことを言う上司でも、イベントでの優しさを知ることで「あれは上司としてあえて振る舞っている厳しい態度なんだな」と見直してしまうこともあるからなのでしょう。

このケースも、結局隠し通すことはできず、男性は妻と離婚し、不倫相手の女性と再スタートをきることを希望しました。ただ、元妻が離婚を認める条件として、子どもの養育費と、元妻が済み続けるための家の住宅ローンの返済を毎月支払う義務が課されたのです。

最初のうちは、男性が自分を選んでくれた嬉しさでいっぱいだった女性も、男性のお給料の多くが元妻のために使われるということが分かった途端、結婚には消極的な態度を示すようになりました。ふたりでいても、男性はお金の話ばかり。今までは存分に楽しむことができていた食事や旅行も「お金がないから…」と断られるうちに、女性のほうもだんだんと熱が冷めてしまったのでしょう。結婚をすることはなく、破局してしまったそうです。