特徴1:残業が多く、激務である

とある証券会社での話です。部署の部長を務める男性と、部下である未婚の女性が不倫関係になったそうです。きっかけは『残業』。

もともと、仕事量が多く、残業が多い部署でしたが、部下の女性は経験が浅いため、仕事がなかなか終わらず、毎日のように終電近くまで仕事をしていたそうです。さすがに女性を一人残して帰るわけにはいかず、一緒に残って仕事をするうちに、互いに特別な感情が芽生えてしまったのだとか…。

残業が多ければ、当然、家族と一緒に過ごす時間よりも、会社の人間と過ごす時間が増えることは、ごく当たり前のことといえます。激務な環境で力を合わせ、お互いをフォローするなかで相手の魅力に気づくこともあるでしょう。そして、このようにして不倫に発展してしまうということは往々にしてあるようです。

ただ、このふたりの場合、周囲の社員にはバレないようにと慎重に行動をしていたようですが、ちょっとしたしぐさや言動から、なんとなく周囲もうすうす関係に気づいていたようです。しかも、男性の妻は、その会社の元社員。プライベートで親交のある同僚が、その状況を男性の妻に知らせてしまったことから、不倫が明るみにでることとなりました。

結局、男性は妻との関係を優先し、不倫相手の女性とは別れることを決意。部下の女性は、男性の妻から多額の慰謝料を請求されましたが、男性には二度と関わらないということを条件に支払いを免除され、会社を去ったそうです。