たまるストレス。夫に仲裁をお願いしたけれど…。

子どもが2歳半を過ぎた時のこと。のらりくらりとかわすAさんにいらいらしたのか、義母が急に電話口で強い口調になりました。「もうそろそろ本気で次の子のことを考えた方がいいわよ。兄弟の年は近い方が絶対いいんだから!」と。
いつもの調子で、今の自分の状況と年齢的なことも踏まえて、やんわりと2人目は考えていないと伝えるAさん。いつもは、ここで引き下がるのに、その日に限って、義母は「大丈夫!やってできないことは無いから!!」と、勢いのままに押し付けてきたのです。

「思うようにママ友もできないし、実家に助けてもらえるわけでもない。夫も忙しくて、息子の世話で手一杯。こんな状況の中で、なぜこんなに2人目を産めと強要されなくてはいけないのか…。」

Aさんはなんだか涙が出てきて、電話口で義母がまだ何か話をしていましたが、そのまま受話器を置いてしまいました。そのあと何回か電話が鳴りましたが、受話器を取る気にならず、Aさんははじめて義母に居留守を使っています。

そして、その日帰宅した夫に初めて「お義母さんに、電話のたびに2人目と言われて辛い。私の状況を説明し、2人目を作る気はないと、うまく伝えてもらえないだろうか。」と訴えたのです。しかし、Aさんの夫はちょっと困ったような顔をして、「あの人に悪気はないんだ。適当に聞き流すとか、うまいことやっておけよ。」と義母をかばうだけ。間に入ってくれる気はなさそうな様子に、Aさんはがっかりしてしまいました。