おわりに

こうしたモラハラ夫の特徴として、「職場の人やご近所さんの前では決して妻相手にとるような高圧的な態度は見せず、好感を抱かれるような振る舞いをする」ことが挙げられるそうです。つまり、他人に対する基本的な心遣いや言葉の選び方を理解しているのに、妻に対してだけはあえて傷つけるような言葉を選び、自分よりも下に見て意図的に攻撃している場合が多いということ。

そのため、もしも「自分の夫もモラハラ気味かも?」という疑問を抱いたときには、夫の言動がエスカレートしていく前に、「対等な夫婦関係のはずなのに見下すような振る舞いはおかしい」「喧嘩になるのは仕方ないけれど、必要以上の攻撃は許さない」と伝えることが重要だといいます。そうしたモラハラ「予備軍」の夫に対しては、その言動によって理不尽に傷つけられる前に、妻側が毅然とした態度で臨み、「モラハラ夫化」を防いでいきましょう。

LIMO編集部