おわりに
こうしたモラハラ夫の特徴として、「職場の人やご近所さんの前では決して妻相手にとるような高圧的な態度は見せず、好感を抱かれるような振る舞いをする」ことが挙げられるそうです。つまり、他人に対する基本的な心遣いや言葉の選び方を理解しているのに、妻に対してだけはあえて傷つけるような言葉を選び、自分よりも下に見て意図的に攻撃している場合が多いということ。
そのため、もしも「自分の夫もモラハラ気味かも?」という疑問を抱いたときには、夫の言動がエスカレートしていく前に、「対等な夫婦関係のはずなのに見下すような振る舞いはおかしい」「喧嘩になるのは仕方ないけれど、必要以上の攻撃は許さない」と伝えることが重要だといいます。そうしたモラハラ「予備軍」の夫に対しては、その言動によって理不尽に傷つけられる前に、妻側が毅然とした態度で臨み、「モラハラ夫化」を防いでいきましょう。
LIMO編集部
執筆者
LIMO編集部は、経済や金融、資産運用等をテーマとし、金融機関勤務経験者の編集者が中心となり、情報発信を行っています。またメディア経験者の編集者がキャリア、トラベル、SDGs、ショッピング、SNSなどについて話題となっているニュースの背景を解説しています。当編集部はファンドマネージャーや証券アナリスト、証券会社・メガバンク・信託銀行にて資産運用アドバイザー、調査会社アナリスト、ファッション誌編集長、地方自治体職員等の経験者で構成されています。編集スタッフの金融機関勤務経験年数は延べ49年(589か月)で、メンバーが勤務していた金融機関は、野村證券、三菱UFJモルガン・スタンレー証券、日興証券、三菱UFJ銀行、三井住友信託銀行、日本生命、フィデリティ投信などがある。日本証券アナリスト協会認定アナリスト(CMA)、第一種外務員(証券外務員一種)、FP2級、AFP等の資格保有者が複数在籍。生保関連業務経験者は過去に保険募集人資格を保有。株式会社モニクルリサーチが運営(最新更新日:2024年9月30日)。