「オンライン接客」で特別扱いの買い物体験

外出自粛では飲食店と並んで最も痛手を受けていた販売接客業ですが、Zoomなどを通して「リモート接客販売」という新しい販売スタイルに取り組む販売業者が増えているようです。

WWDジャパン(※3)ではアパレルブランドのALLYOURS(オールユアーズ)が代表の木村昌史氏による「プライベートZOOM接客」を4月半ばからを始めたことを紹介しています。オールユアーズは「同時期に始めた『かんたん!質問箱』や2019年から実施している『自宅試着サービス』などと組み合わせ、オンライン上での接客を推進している」ということです。

同サイトのインタビューに木村代表は「オンライン接客の可能性をもっと追求していきたい」「地方のお客さんのニーズがあることを考えると、コロナ収束後もリアル店舗と併用にするのが効果的だとも考えている」とコロナ収束後の継続を示唆しています。

オンライン接客では細かなアドバイスを受けられ、店舗とは違った「特別扱い」という体験もできるというメリットがあり、今後も新しい買い物の楽しみ方としてニューノーマルとなりそうです。