相談所入会申込の書類提出の手段(筆者作成)

結婚相談所入会の手続きは手間がかかります。まず、年収の証明のために源泉徴収票を提出しなければなりません。あと身分証ですが、住民票や免許証、マイナンバーカードでは独身かどうかが分かりません。

あまり知られていないのですが、結婚相談所は入会する際に、独身を証明する独身証明書という本籍地の役所で発行してもらえる公的書類提出の必要があります。

より入会に当たって審査を厳重にしているところは戸籍謄本も提出という場合があります。なぜかというと、独身証明書だけでは婚歴や子どもの有無が自己申告になってしまうためです。

独身証明書とか戸籍謄本といった個人情報を扱うために絶対に紛失や流出は避けなければなりません。そのために、対面の提出というルールがある場合もあるようです。

また、高卒以上の学歴を証明するために卒業証書のコピーか卒業証書がなければ卒業証明書を発行してもらって提出しますが、コロナの影響で大学や専門学校の事務局が空いておらず書類取り寄せに時間がかかっているという方もおりました。

結婚相談所に入会して婚活したいという人へ、安全性と社会情勢に配慮しながらスムーズに入会できる対応が今後の課題ではないでしょうか。