6割が「コロナでキャッシュレス決済利用増えた」

株式会社キュービックが、2020年5月1日~6日、キャッシュレス決済を利用している全国20~50代の男女200名を対象に行ったアンケート調査「コロナ禍でどう変わる?!最近のキャッシュレス事情」の結果では、59%の人が、“コロナ前”より“コロナ後”のほうが、「以前と比べキャッシュレス決済の利用は増えた」と答えています。以下、詳しくみていきましょう。

キャッシュレス決済、どんな場面で増えた?

「コロナ前後で、キャッシュレス決済のどのような利用が増えたか」(複数回答可)

  • 1位 実店舗での日用品の買い物(スーパー、コンビニ、ドラッグストアなど)・・・31%
  • 2位 ネットでの日用品の買い物・・・25%
  • 3位 飲食店の利用・・・16%
  • 4位 交通費、旅行・・・10%
  • 5位 宅配サービスの利用・・・7%
  • 6位 動画配信サービス・・・6%
  • 7位 教育関連(本、オンライン教材など)・・・5%

余暇や趣味の出費ではなく、「日用品」という生活に直結した買い物での利用が増えている点に特徴がありますね。

キャッシュレスにしようと思った理由は?

さらに、「これまで現金を使っていた場面で、キャッシュレスを利用する機会が増えた理由」には、以下のような回答が挙がっています。

  • お得に買い物ができる・・・26%
  • お金の管理がラク(家計簿アプリと連携など)・・・8%
  • 現金を持ち歩かなくていい・・・22%*
  • お会計がスピーディー・・・21%
  • 現金のやり取りによる接触リスクを避けられる・・・14%*
  • 現金で発生する手数料がかからない(ATM引き出しなど)・・・7%*

*がついた「接触による感染リスクを避ける」ことに関連する4項目の合計は64%。衛生面からみたキャッシュレス決済のメリットに注目する人が多いのは、やはり、COVID-19の感染拡大による意識変化の表われとみてもよいかもしれません。