ワークマンプラス人気で2020年3月期は経常利益200億円を突破

ワークマンの過去3期の業績は下記のように推移しています。

2018年3月期 売上高561億円、経常利益119億円、当期純利益78億円
2019年3月期 売上高670億円、経常利益148億円、当期純利益98億円
2020年3月期 売上高923億円、経常利益207億円、当期純利益134億円
※2021年3月期予想は新型コロナ問題を受け非公表

2019年3月期までのワークマンは売上高500-600億円、経常利益120-150億円の事業規模でしたが、ワークマンプラスのヒットにより、2020年3月期は売上高は1,000億円目前、経常利益が200億円突破の水準まで成長しました。

また同社の店舗はほとんどがFC(フランチャイズ)店であり、経常利益率は2018年3月期21%、2019年3月期22%、2020年3月期22%。成長を続けながら20%超の高い経常利益率を維持している点も注目されます。

400億円を超える現預金を持ち、実質的な”無借金企業”

ワークマンの経営は非常に手堅いところが特徴です。2020年3月期の自己資本比率は80%であり、452億円の現預金を有する一方で短期借入金は14億円に留まるなど、実質的に無借金企業と言えます。