アウトドア向けやタウンウエアを扱う「ワークマンプラス」が人気のワークマン。緊急事態宣言が出された4月も業績はプラス成長が続いています。一方で、株価は2019年12月に10,570円を付けた後に下降し、5月15日時点で約2割下落した8,170円に留まっています。
ワークマンプラスの人気が上昇する中で手堅い経営を続けるワークマンは、5月の外出自粛緩和後、アウトドアシーズン入りとともに成長が加速するのでしょうか。10,000円割れが続く株価の行方とともに注目されます。
外出自粛の4月も対前年同月比でプラス成長を続ける
コストパフォーマンスに優れたアウトドアグッズを取り扱うワークマンプラスで人気が急上昇したワークマン(7564)。その快進撃が続いています。
新型コロナの影響で小売企業が大打撃を受ける中、同社の4月店舗業績は既存店売上高が対前年同月比105.7%とプラス成長となりました。新規出店も合わせた全店ベースでは107.8%であり、緊急事態宣言下でも目覚ましい成長を維持しています。
ただし、株価は2019年12月に高値10,570円に到達した後で下降しており、5月15日終値は8,170円。3月に5,000円台まで下落した後に株価の回復は見られますが、最高値から約2割下落の水準に留まっています。