そのような中、日経平均株価は終日マイナス圏で推移しましたが、後場は買戻しが優勢となりました。取引時間の高値は20,329円(▲37円)、安値は20,056円(▲310円)となり、値幅(高値と安値の差)は約273円となっています。

なお、TOPIXも同じような値動きで続落となりましたが、下落率は日経平均株価より小幅に収まりました。

東証マザーズ株価指数は3日続伸、売買代金は18日連続で1,000億円超え

東証マザーズの出来高は1億7,135万株、売買代金1,775億円となり、いずれも前日より増加しました。売買代金は18日連続で1,000億円を上回ったものの、前日に続き個人投資家が積極的な売買を控えたため、直近では低水準の部類となっています。

ただ、株価指数は3日続伸となり、着実に800ポイントを固める態勢に入ったようです。

女性の“スッピン”時間増大懸念で資生堂が一時▲8%弱安の急落、トヨタ自動車も大幅続落

個別銘柄では、前日に発表したQ1(1-3月期)決算で最終利益が▲96%減益となり、今期(2020年12月期)の業績予想を取り下げて「未定」とした資生堂(4911)に売りが集まり、一時▲8%安に迫る急落となりました。