高まる「スマートシティ」への関心
最近スマートシティに関する話題が増えているようです。
2020年3月にはトヨタとNTTがスマートシティ事業の業務資本提携に合意したことを公表しました。スマートシティの基盤を共同で構築するということです。
すでにトヨタは、2020年1月にラスベガスで開催されたCES 2020という見本市でスマートシティ実証都市、「Woven City(ウーブン・シティ)」(静岡県裾野市)の建設計画を発表し、トヨタらしい斬新なアイデアで注目を集めています(※1)。
トヨタx NTTのプロジェクトはまずは、この「Woven City」と東京の品川駅前NTT街区で実装していくということです。
また、4月17日には、国土交通省が「スマートシティの社会実装をより一層加速するため、全国の牽引役となる先駆的なプロジェクトの追加公募」を発表しています(※2)。新型コロナウイルス感染症(COVID-19)により変わりゆく人々のニーズや行動に合うスマートシティが必要となっているのではないでしょうか。
一方、先日5月7日、グーグルの姉妹会社サイドウォーク・ラボは、カナダのトロント市の一部のエリアをまさに夢の未来都市にする「スマートシティプロジェクト」を数年前から計画し話題となっていましたが、断念することを発表しました。