シリーズでお伝えしている「注目小売店月次実績」。今回は回転寿司チェーン店「くら寿司」を運営するくら寿司(2695)の、2020年4月の月次動向及び過去実績、また過去1年の株価動向について振り返ってみましょう。

直近の月次実績

2020年5月8日に更新された、くら寿司の2020年4月既存店売上高は、対前年同月比51.9%でマイナス成長となりました。なお、速報時点では客数と客単価の内訳の開示はありません。

全店売上高も54.7%と、対前年同期比50%台のマイナス成長となりました。

今期の既存店売上高の振り返り

では、同社のここまでの既存店売上高はどう推移してきたのでしょうか(同社は10月決算)。

既存店売上高は今期6カ月を経過し、プラス成長3カ月・マイナス成長3カ月となりました。新型コロナの影響がある中、3月は84.5%で踏み留まりましたが、4月は51.9%と大幅な落ち込みを見せました。

全店売上高は2月まで4カ月プラス成長が継続しましたが、3月(89.7%)、4月と2カ月連続マイナス成長となっています。

過去1年の株価動向

最後に同社の株価動向を見ていきましょう。

同社の株価は2019年8月の3,965円を底に上昇を開始し、2020年1月には高値5,880円に到達しました。しかし2月からの株式市場全体の下落もあり、3月17日には3,370円の安値に到達。

その後はWボトムパターンの形成により、4月の安値3,145円を付けた後に上昇し、5月8日には4,500円台を回復しました。

政府による緊急事態宣言を受け、4月は店舗業績が対前年同月比で概ね半減する結果となりました。外出自粛の緩和が見込まれる5月に、どの程度数字が回復するのかが注目されます。

くら寿司の過去1年の株価推移

参考資料: 月別推移

LIMO編集部