そのような中、日経平均株価は方向感に乏しい展開となりましたが、最後はわずかにマイナス圏へ沈んで引けました。取引時間の高値は20,457円(+67円)、安値は20,293円(▲97円)となり、値幅(高値と安値の差)は約164円となっています。

なお、TOPIXも同じような値動きで3日ぶりの反落となりました。

東証マザーズ株価指数はわずかに続伸、売買代金は17日連続で1,000億円超え

東証マザーズの出来高は1億4,638万株、売買代金1,629億円となり、いずれも前日より減少しました。個人投資家も積極的な売買を控えたため、売買代金は17日連続で1,000億円を上回ったものの、直近ではかなり低い水準となっています。

ただ、株価指数はプラスを維持して続伸となりました。着実に800ポイントを固める態勢に入ったようです。

大幅減益見通しを公表したトヨタ自動車が下落、三越伊勢丹HDは一時▲9%安の急落

個別銘柄では、取引時間中に決算発表を行い、今期業績(2021年3月期)の営業利益が対前期比▲80%減の見通しを公表したトヨタ自動車(7203)が直後から売られ、一時▲3%安に迫る大幅下落となりました。ただ、営業利益だけとはいえ、見通しを公表したことで下落は限定的だったようです。