定年後は働いていた間に蓄えたお金をどのように切り盛りしていくかというのに頭を悩ませているという方は多いのではないでしょうか。
「人生100年時代」ともいわれる中で、定年後も資産運用にしっかりと向き合わなければならない時代となりました。
では、定年後の70代以上の人はどのような資産にいくら程度の金額を資産運用しているのでしょうか。早速見ていきましょう。
公開データをもとに他人の財布を理解する
お金の話は友人や知人だけではなく、親族の間でもなかなか切り出しにくいというのは、どなたもお感じのことかと思います。
他人に聞けないならばどうすればいいのかと、思案される人も多いですが、その際に便利なのが、官公庁による統計資料データです。
今回は総務省「家計調査報告(貯蓄・負債編)―2018年(二人以上の世帯)―」をもとに、みんながどのくらいの貯金を持っているのかについて見ていきましょう。
70代以上の資産の中身とは
日本の定年後の70代以上の世帯の資産の中身はどのようになっているのでしょうか。