縮小均衡の日本でどう生きるか

さて、ここで提言です。

みなさん、心のどこかに給料は自動的に増えるものだ、とか、そうなるはずだと期待していませんでしたか? あわよくばボーナスも会社が何とかしてくれる、と。しかし、それはもうありえません。

コロナ禍とは関係なく、もうそんな時代は来ないのです。もっとも、会社なり組織なりにしっかり貢献される方は給料が上がって当然ですし、そういう社会でないと発展しないでしょう。しかしながら、年功序列や横並びはもはや幻想です。

では、かかる低成長デフレ時代をどう過ごせばいいのでしょうか。私はあえて申し上げます。ケチに徹しろと。

世間ではケチは白眼視されるようですが、お金を残そう、本当に必要な時に使えるようにしようとするには、不必要なお金を使う習慣をなくすべきです。

それは毎日の買い物の際に、「それが本当にいるかどうか」を考えることや、「同じものなら安いところで買うこと」や「価値のあるものを買うこと」を徹底することです。衣食住全てにです。その生活を10年も続けてみてください。ひと財産できているはずです。