2. 炊飯器の保温機能を使いすぎない

2つめの節約術は、炊飯器の保温機能を使いすぎないことです。外出自粛によって、普段よりも自宅で食事をとる回数が格段に増えたかと思います。

LINE Pay株式会社のアンケート調査によると、新型コロナウイルス感染症の影響で増加した支出のうち、最も多かった回答は「食費」となっており、69%の方が食費の増加を実感しているようです。

食費をなるべく抑えるために、デリバリーやテイクアウトよりも積極的に自炊をしている方も多いと思いますが、そうなると出番が増えるのが炊飯器です。お米が炊き上がると自動的に保温機能に切り替わりますが、実は保温機能の使いすぎは電気代のアップにつながり、風味が悪くなってしまうというデメリットもあります。

では、保温機能をどこまで使うと“使いすぎ”と言えるのでしょうか。

資源エネルギー庁の試験によると、保温機能の消費電力量よりも電子レンジを使ってお米を温めるときの消費電力量が小さくなるボーダーラインは“4時間”だそうです。4時間以内にお釜が空っぽになるなら保温機能を、そうでないなら保温機能は使わずに保管しておき電子レンジで温める、というように使い分けてみると良いでしょう。

3. ガスコンロ回りを掃除する

3つめの節約術は、ガスコンロ回りを掃除することです。ガス代も自炊に関連して気になるものですよね。

実はガスコンロ回りというのは少し使用するだけで案外汚れていて、バーナーキャップ(火が出てくる穴)には知らず知らずのうちに吹きこぼれや油の飛び散り、ホコリなどが溜まっています。このまま使用すると火力が弱くなったり熱効率が低下したりするため、ガスを大きく消費してしまう原因になります。