新型コロナ対策の休校や外出自粛によって自宅にいることを余儀なくされている中で、交際費や交通費などがかからない分、増えている支出の1つが「光熱費」ではないでしょうか? 毎月発生する光熱費がさらに家計を圧迫するという事態は避けたいものですよね。

そこで本記事では、すぐに結果が出る光熱費を抑えるための節約術を4つ紹介します。今日から実践できるものばかりですので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

1. 冷蔵庫の開け閉めを減らす

1つめの節約術は、冷蔵庫を開ける時間や回数を減らすことです。資源エネルギー庁の試験では、冷蔵庫を開けている時間を短くすることで年間約160円、冷蔵庫の無駄な開け閉めをしないことで年間約280円の電気代節約につながることを明らかにしています。

ちなみにこの試験は「JIS開閉試験」といい、冷蔵庫は12分毎に25回、冷凍庫は40分毎に8回、各10秒間の開け閉めが基準となっています。

なぜ冷蔵庫を開ける時間や回数が電気代を左右するのかというと、冷蔵庫が開いたときに中の温度が外気によって温められることで、さらに庫内の温度を下げようとして電気代が発生するからです。

“冷蔵庫には温かい食品を入れてはいけない“という約束事を守っている方は多いかと思いますが、これも食品によって温められた庫内の温度を下げるときにエネルギーが発生するというのが理由です。

冷蔵庫を開ける時間や回数を減らすためには、庫内のものが取り出しやすいように整理整頓しておき、常温保存できるもの(未開封品など)をむやみに冷蔵庫に入れないように気を付けてみましょう。