高齢者による自動車事故が増え、社会問題にもなっている昨今。ニュースで高齢ドライバー(65歳以上)の事故を目にするたびに「うちの親は大丈夫かな?」「そろそろ返納させるべき?」と感じている人も多いかもしれません。ネガティブに捉えられがちな免許返納ですが、実は返納によって受けられるサービスもたくさんあります。
そこで今回は、免許返納の流れやメリット、エピソードを交えた自主返納の勧め方などをご紹介します。
増え続ける高齢ドライバー
警察庁によると2016年末の運転免許保有者数は約8,221万人。このうち、75歳以上の免許保有者数は約513万人で、75歳以上の約3人に1人は運転免許を持っているということになります(※1)。
高齢化社会の現代では、高齢ドライバーは今後も増加すると予想され、安全支援や運転サポートなどが求められています。