まとめにかえて
「就学援助制度」の利用については年度ごとの申請が必要となるため、前年度から引き続き利用する場合も再度の申請が必要となります。
基本的に前年度の所得金額を基準として認定が行われますが、年度途中に所得が著しく減って就学が困難な場合などは、申請受け付けを随時行うとしている市区町村も多くあります。
COVID-19の影響を受け、就業や家計の状況が激変した場合などは、お住いの地域の担当窓口に相談してみるとよいでしょう。
また、今年度は一斉休校が行われていることもあり、学校から配布された「就学援助制度」についての通知を把握しきれていないご家庭もあるかもしれません。
学校への提出期限を過ぎてしまった場合も、申請は随時受け付けされています。詳細はお住まいの自治体に確認してください。
【参考】
「平成30年度 子供の学習費調査」文部科学省
「学校教育法」e-Gov
「就学援助ポータルサイト」文部科学省
「就学援助の対象者」東京都大田区
「就学援助費支給額について」東京都大田区
池上 翠