「集中できる子」と「集中できない子」

さて、ここで、上記の調査結果において興味深いのが、オンライン授業のメリットとして「集中できる」と答えた生徒がいる反面、デメリットとして「集中できない」を挙げた生徒がいる点です。

調査報告では『一般的には「在宅では集中できない」と思われる方が多いかもしれないが、自分だけの環境の方が集中できる生徒も多いようである』とまとめられています。

つまり、

  1. 学習ツールさえあれば、場所は問わず集中できる子
  2. 先生の目など、何らかの強制力がないと、なかなか集中力が続かない子

という、2つのタイプが存在するわけです。

そして多くの親は、できれば我が子は1のタイプであってほしいと考えることでしょう。

家庭でのオンライン学習を長続きさせるコツとしては、

「環境を整える(オンライン環境や勉強する場所)」
「スケジュール(時間割)を作る」
「1日の目標を決める」

などが考えられます。
しかし、そもそも、子ども自身がやる気を出さなければ、効果はありません。

では、子どもが自発的に学習できるようにするコツというものはあるのでしょうか?