最も気を付けたい「車そのもの」の盗難

「盗難」と聞くと車そのものが盗まれてしまう、ということをイメージする人が多いと思います。

最近の車は「イモビライザー」というセキュリティが標準装備されている車が大半ですが、このイモビライザーにも脆弱性があります。

最近はあまり聞きませんが、「イモビカッター」という手口でセキュリティをかいくぐって車を盗むという手口もありました。近年では新しい手口として「リレーアタック」という、スマートキーの電波を傍受して車を盗むという手法が出てきたりしています。

いくら自動車メーカーが対策をして新しい技術を導入したとしても、それが破られてしまう…。まさにイタチごっこなのです。

私たちが行う自衛手段としては、費用はかかりますが、メーカー純正のセキュリティだけではなく、社外の実績あるセキュリティシステムを導入して少しでもリスクを減らす、もしくはステアリングやホイールをロックして物理的に車を護るといった方法です。

これらの手段を駆使しても100%車が盗まれないという保証はありませんが、盗まれる危険性を軽減することはできます。