自分から歩み寄れば解決できることも
つい「これだから、ゆとり世代は…」という世代間の偏見や嫌悪感で、必要なコミュニケーションまで避けていませんか? 職場で起こる問題の多くは、コミュニケーション不足などが原因だと言われています。中には、解かれないままの誤解も少なくないでしょう。そう考えると、相手を責めたい自分自身にも何か誤解があるかもしれません。
そういう相手には、自分から話題を振ってみたり、「ありがとう」や「大丈夫?」など気遣いの言葉をかけることを心がけてみてはいかがでしょうか。相手の良さを意識的に探すようにすると、苦手な人との間にある見えない壁も次第に取り除かれていきますよ。
不思議なもので、できれば付き合たくなかった嫌われ上司や先輩も、自分から話しかけると捉え方が変わります。受け身なら「小言」でも、自分から聞けば「実はためになること」だと気付くことも多いのです。
おわりに
職場の人間関係は、時に大きなストレスの要因になってしまう場合もあるでしょう。けれど「あの子はゆとり世代だから」「世代が違うから」と敬遠することが、余計なストレスにつながっているかもしれません。
まずは先手のコミュニケーションで、相手を理解するのも打開策のひとつです。トラブルやストレスを抑える適切な距離感を掴んでいきましょう。
LIMO編集部