「子どもにはお金のことで進路をあきらめてほしくない。子どもが望む学校に行ってほしい」と語るAさん。現在は学資保険などには加入しておらず、貯金のみで教育資金づくりをしているのだそう。

「私は学資保険もいいなと思ったけれど、夫が保険は最低限にすべきというタイプなので学資保険には加入していない。今のところは会社で加入できる団体保険だけなので、医療保険とかも必要じゃない?と相談したけれど、『掛け金の分、貯めておけばいい。そのほうが用途が限られないし掛け捨てでもないからムダにならないよ』と言われて納得。保険を使うのは最低限にしている」と教えてくれました。

学資保険と預金で教育資金を捻出

Bさん夫妻は現在保育園と小学校に通う2人のお子さんの教育資金を学資保険と銀行預金を利用して貯めていると言います。

「世帯収入に余裕があるわけではないので学資保険は返戻率重視で検討。小中学校は少なくとも公立に行ってもらう予定だし、一番お金がかかるのは大学だと思っているから大学のときに多く受け取れるものを選んだ。あまり子どもの教育資金にばかりお金をかけすぎると、かえって家族全体が不幸になることもあると考えているので、子どもには申し訳ないけれど世帯収入を考えれば高校まで公立で行ってくれるといいなと思っている」と話します。