「器ちっさ…」余裕のない夫

・「夫は4月に入ってから在宅勤務になり、日中はリビングの隣にある和室で仕事をしています。子どもは4歳と5歳です。「パパはお仕事だから畳のお部屋は行っちゃダメ」と言い聞かせてはいるのですが、2人とも目を離すとすぐに夫のいる和室に「パパこれ見て~」とか言って行っちゃって…。でもそれより問題なのは、そういう時の夫の態度。「すごいね~」とか、少しくらいは反応してあげてもいいのに「こっち来ないで!邪魔しないで!」の一点張り…。私は毎日同じような状況になりながら家事をこなしているんですけどね…」(32歳/主婦)

・「私も夫も今は在宅勤務です。寝室にパソコン用のデスクがあるので、一人は寝室のデスク、もう一人はダイニングテーブルで仕事ですね。ただ、今は子どもも保育園をお休みして家にいるので、寝室とダイニングを1日交替で使いながら、ダイニングで仕事をする日はその人がメインで子どもの相手をする感じにしています。私がダイニングで仕事をする日は一緒にお絵描きしたり、結構子どもに付き合っているつもりなんですが…夫はほぼ1日中iPadでYouTubeを見せたりゲームをさせたりして放置です。呆れますよ」(34歳/会社員)

女性は同時に2つ以上のことができる「マルチタスク型」、男性は1つのことに意識が集中しやすい「シングルタスク型」の人が多いといった話を聞くことがありますが、これらのお話はまさに「シングルタスクな男性」の典型的な例ではないでしょうか。

仕事と家事、家事と育児など、時間に追われながら複数をこなす妻としては「マルチタスクな夫」に変わって欲しいところですが、残念ながら一朝一夕で変わることではないでしょう。「今は諦めて、あとでまとめてお願いする」など、「シングルタスクな夫」をうまくコントロールできるといいですね。