一方、米国バイオ製薬大手と共同開発中のアルツハイマー型認知症治療薬の承認申請が遅れることが判明したエーザイ(4523)に売りが集まり、一時▲11%安に迫る暴落となりました(終値は▲9%弱安)。

また、取引時間中に年初来高値更新となった銘柄で直後から急落するものが目立ち、任天堂(7974)、スギホールディングス(7649)、ツルハホールディングス(3391)などが終値で下落しましたが、SGホールディングス(9143)は上昇しています。

その他では、ハイテク株の一角が軟調に推移し、NEC(6701)、富士通(6702)、東京エレクトロン(8035)などが下落し、アドバンテスト(6857)は大幅安で引けました。

新興市場(東証マザーズ)では、医療バイオ関連株が物色され、メドレックス(4586)がストップ高で引け、アンジェス(4563)は年初来高値を更新しました。また、サンバイオ(4592)やブライトパス・バイオ(4594)も大きく値を上げています。

葛西 裕一