東証マザーズ株価指数は3日ぶり大幅反発、売買代金は8日連続で1,000億円超え

東証マザーズの出来高は9,777万株、売買代金1,305億円となり、いずれも前日より減少しました。個人投資家の資金流入が続き、売買代金は8日連続で1,000億円を超える高水準を維持しましたが、出来高は1億株を下回りました。

また、株価指数は+3%超高の大幅上昇となり、3日ぶりの反発で引けています。なお、取引時間中の高値は745.8、安値は724.6でした。

エーザイが一時▲11%安に迫る暴落、前日大幅安の商社株やコンビニ株は急反発

個別銘柄では、前日に急落した株価指数寄与度の高い大型株が買い戻され、ソフトバンクグループ(9984)が反発し、電通グループ(4324)は+7%高に迫る急反発となりました。

また、機械株ではファナック(6954)も+5%高に迫る急騰となり、前日に売られたコンビニ株もファミリーマート(8028)が+5%高に迫る急騰になったのを始め、ローソン(2651)とセブン&アイ・ホールディングス(3382)も大幅反発となっています。

さらに、小売り株では百貨店株も買い戻され、J. フロント リテイリング(3086)は一時+9%高に迫りました。

その他では、記録的な急落が続いた原油価格相場がいったん落ち着きを取り戻したこと等から商社株も買い戻され、三井物産(8031)や三菱商事(8058)が大幅高となり、前日に年初来安値更新となった丸紅(8002)は+6%高に迫る急反発となったことが目を引きました。