さらに、コンビニ株も売りに押され、ローソン(2651)が一時▲5%超安、ファミリーマート(8028)が▲5%安に迫る急落、セブン&アイ・ホールディングス(3382)も▲3%超安の大幅下落となりました。

その他では、20日にニューヨーク原油先物市場の指標であるWTI5月物の価格が、史上初のマイナス圏にまで急落したことなどを背景に商社株も売られ、三井物産(8031)や三菱商事(8058)が大幅安となり、丸紅(8002)は年初来安値更新となったのが目を引きました。

一方、米国の有力アクティビスト(物言う株主)の投資ファンドによる株式取得が報道された任天堂(7974)が買われ、大きく値を上げました。

また、総じて売りに押されたファストフード株の中では、日本マクドナルドホールディングス(2702)が連日で年初来高値を更新しています。

その他では、前日に続きドラッグストア株の一角に追撃買いが入り、スギホールディングス(7649)が連日で年初来高値を更新し、ウエルシアホールディングス(3141)も高値更新となりました。さらに、医薬品株では小林製薬(4967)が連日で上場来高値更新となっています。

新興市場(東証マザーズ)では、ユーザベース(3966)が急落し、サンバイオ(4592)も冴えない値動きで引けました。

葛西 裕一