【その1】オンライン作業スキルの獲得
まずは、引き続き新コロナ時代が続くという前提で、失業しても仕事を探すというスタンスで、オンライン作業ができるスキルを身につけておきたいです。それは、Zoomやスラックが使えるというテクニカルな話だけではありません。
私もテレワーカーを8年近く続けていますが、オンライン上でグループ内コミュニケーションを円滑にとることは、リアルよりはるかに難易度が高いです。相手の顔が見えず、感情の起伏がよくわかりません。スラック上などで、テキストで書き込みをしたのちに、しばらくして、相手が激高して手が付けられないような状況にもなっていることがあります。基本的には対面で話せばそこまでの話ではなかったということになるのですが、これがオンラインワークの現実です。
【その2】生活固定費を下げ預貯金を確保
すでに多くの方が在宅勤務などを経験されると思いますが、その生活が続くという前提で、どこのキャッシュアウトを削ることができるのかというのを検討して、即実行しておくべきです。
【その3】収入補償の保険などの検討
民間の保険会社が収入保障の保険を提供しています。保険とは、聞こえは良くないですが、保険会社と保険契約者との間で、被保険者が何か不幸な出来事に出会ったときに、保険会社が保険契約者に対してお金を支払う契約です。自分の収入が途切れる可能性が高いと判断するのであれば、検討してみる価値はあります。
青山 諭志