どちらかの収入が減った場合でも生活水準を落としにくい

現在は夫婦共働きで余裕ある生活できているとしても、派遣社員としての派遣先が変わったとか、配偶者の転勤がきっかけで仕事をやめざるを得なくなった、などの理由で夫婦どちらかの収入が減ってしまう可能性も考えられます。

収入が減った場合には、それに応じて生活水準も引き下げなければなりませんが、一度上がってしまった生活水準をなかなか引き下げられないのが人間の性です。

普段から「もし今後収入が減ったらどう生活しよう」ということに怯えている必要はありませんが、そういうことが起きるリスクもあるということは、頭の片隅ででも考えておきたいですね。

まとめ

夫婦共働きで収入が安定しているという状態にあぐらをかいてしまうと、もしもの時に対応できずに困ってしまうかもしれません。現在の収入にかかわらず、将来のお金については夫婦でしっかり話し合いながら準備していくことが大切です。

普段はあまり話すことのないお金の管理や使い方を、お互いに腹を割って話し合うことで、夫婦の絆がより一層強まるきっかけになるかもしれませんね。

【参考】「平成27年国勢調査 『2-7 結婚』」(総務省統計局)

川上 俊介