また、自動車株も再び売りに押され始め、マツダ(7261)が▲5%超安の急落となったのを始め、日産自動車(7201)が▲4%超安、ホンダ(7267)も▲4%安に迫る大幅下落となっています。

その他では、前日に続き金融株が売られ、三菱UFJフィナンシャル・グループ(8306)や野村ホールディングス(8604)などが大幅安となったことが目を引きました。

一方、株価指数寄与度の高い大型株の中では、医療専門情報サイトを運営するエムスリー(2413)が年初来高値を更新し、ソフトバンクグループ(9984)も堅調に推移しました。

また、“巣ごもり生活”関連銘柄への物色も続き、任天堂(7974)が4日連続で年初来高値更新となり、「業務スーパー」を展開する神戸物産(3038)も年初来高値を更新し、コンドーム需要増加期待のオカモト(5122)も値を上げています。

新興市場(東証マザーズ)では、メルカリ(4385)が一時+10%超高の爆騰となり、マネーフォワード(3994)やミクシィ(2121)など時価総額の大きい銘柄が大きく値を上げました。

神戸物産の過去1年の株価推移

葛西 裕一