さらに、小売り株の一角も売りに押され、ファミリーマート(8028)が急反落し、三越伊勢丹ホールディングス(3099)など百貨店株も下げがきつくなりました。

一方、ハイテク株でNEC(6701)と富士通(6702)が揃って大幅高となり、ソニー(6758)も値を上げました。

また、“巣ごもり生活”関連銘柄が引き続き好調に推移し、コンドーム需要増加によりオカモト(5122)が取引時間中に3日連続で年初来高値を更新し(終値は下落)、任天堂(7974)も3日連続の年初来高値更新となりました。

その他では、中外製薬(4519)への買いが継続し、これで3日連続の年初来高値更新(上場来高値更新でもあります)となったのが目を引きました。

新興市場(東証マザーズ)では、前日にストップ高のアンジェス(4563)が反落し、サンバイオ(4592)が急落するなど、医療バイオ関連株が利益確定売りに押されました。

葛西 裕一