ニュージーランドでも新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の影響は大きく、感染者を極力増やさないことを目指し、政府の指示で世帯ごとの自己隔離が3月末から始まりました。

日常の買い物や散歩程度しか許されていない外出ですが、散歩のついでに楽しめると人々に人気なのが、「クマ狩り」です。「クマ狩り」って一体どんなことをするのでしょう。

先が見えず、窮屈な自己隔離

3月26日からロックダウンが始まり、世帯ごとの自己隔離が徹底しているニュージーランドでは、学校が休校しているので子どもたちは自宅学習、大人もいくつかの例外を除いては在宅勤務をしています。図書館などの施設も閉まり、公園の遊び場も立入禁止です。

世帯単位のため、一緒に住む家族といつも通りの生活を送るのは問題ありませんが、世帯を超えた親戚や友達などと集まることはできません。他者との距離は常に2メートルとる必要があります。期間は一応4週間となっていますが、延びる可能性もあり、皆、先が見えない中、家で窮屈な毎日を送っています。

外出はというと、食料品や医薬品といった必需品を買い求める時と、気分転換と軽い運動を兼ねた散歩をする時だけに限られています。また、散歩の範囲は「近所」のみと決められています。