健保組合に加入で高額な医療費がかかった場合の負担はいくらか
返還金は以下の計算となります。
自己負担額-2万円(100円未満切捨)
ただし、保険適用外の費用は除きます。保険適用外の例としては、差額ベッド代、食事代、文書料などです。
つまり、保険診療料内での医療費であれば、高額な医療費の結果として自己負担額が大きくなっても、当健保組合に加入していれば、ひと月当たり2万円しかかからないということになります。
医療費負担を心配する前に健康保険証を確認しよう
皆さんは、民間の保険会社が提供する医療保険に入るのを検討されている方も多いかと思いますが、まずはすでにご加入されている公的な医療保険について確認しましょう。
健康保険証を確認し、ネットで検索をし、高額な医療費が必要になった時のサポート体制を確認するのをおすすめします。先進医療は公的医療保険ではカバーされませんが、保険内診療などであれば、高額療養費制度でカバーされます。
【ご参考1】高額療養費制度とは何か
日本には高額療養費制度というのがあり、医療費が高額となっても自己負担限度額を超えると、超えた分は返還してくれます。
はたらく世代が含まれる「70歳未満」の1か月の自己負担限度額についてみてみましょう。