寄り付き直後に一時+53円高となり、5日続伸へ好スタートを切りましたが、結果的にその後はマイナス圏に沈んだまま終わりました。

ただ、後場の半ばに一時▲194円安まで下落する場面がありましたが、最後は急速に戻して引けています。それでも、プラス圏への浮上はならず、約5カ月半ぶりの5連騰はなりませんでした。

なお、TOPIXも同じような値動きで4日ぶりの反落となり、下落率は日経平均株価よりかなり大きくなりました。

東証マザーズ株価指数は4日続伸、売買代金は16日連続で1,000億円割れ

東証マザーズの出来高は7,845万株、売買代金937億円となり、いずれも前日より増加しました。個人投資家の物色意欲が低迷したままであり、売買代金は16日連続で1,000億円を下回りましたが、ここ数日ではかなり高い水準となっています。

また、株価指数も+4%高に迫る大幅上昇となる4日続伸となりました。大型株式市場とは異なる動きを示しましたが、今後は個人投資家の投資マインド回復次第と言えそうです。

アビガン熱が冷めた富士フイルムHDが急落、ミシン増産報道で蛇の目ミシン工業など急騰

個別銘柄では、2月期決算の多い小売り株が売られ、セブン&アイ・ホールディングス(3382)、ローソン(2651)、ヤマダ電機(9831)が大きく値を下げ、とりわけ、ツルハホールディングス(3391)、マツモトキヨシホールディングス(3088)、ウエルシアホールディングス(3141)などドラッグストア株の下げがきつくなりました。