また、その他の小売り株にも買いが向かい、J. フロント リテイリング(3086)と高島屋(8233)が急騰し、しまむら(8227)やビックカメラ(3048)なども強烈に買い戻されています。
さらに、医療従事者向け医療情報サイトの運営を行うエムスリー(2413)が一時+14%高の爆騰となり、中外製薬(4519)と小林製薬(4967)は急騰して揃って上場来高値更新になるなど、医薬品株の上昇が目を引きました。
その他では、登校や出社前に検温を義務づける動きの広がりによる体温計不足を背景に、増産報道が流れたオムロン(6645)が大幅上昇となっています。
一方、抗インフルエンザ薬「アビガン」関連では、前日に利益確定売りに押されたデンカ(4061)が大幅続落となり、富士フイルムホールディングス(4901)も冴えない値動きとなりました。
また、三菱UFJフィナンシャル・グループ(8306)など銀行株が安く推移し、不動産株では三井不動産(8801)が大きく値を下げています。
新興市場(東証マザーズ)では、ポート(7047)が連日のストップ高となりましたが、前日ストップ高の農業総合研究所(3541)は急反落しています。
葛西 裕一