米国株式相場が小幅反落となったことに加え、今週に入って大幅上昇が続いていたことなどから、前場の半ばには一時▲219円安まで下落しました。
しかし、後場に入るとプラス圏での値動きを定着させ、大引け間際に一時+504円高まで急伸する場面も見られています。最後はやや失速しましたが、+2%超高となる大幅高の4日続伸で引けています。
ちなみに、日経平均株価が4日続伸となるのは今年初めてであり、昨年11月22日~27日に掛けて達成して以来のことです。
なお、TOPIXも同じような値動きで大幅3日続伸となりました。
東証マザーズ株価指数は3日続伸、売買代金は15日連続で1,000億円割れ
東証マザーズの出来高は7,581万株、売買代金829億円となり、いずれも前日より増加しました。ただ、増加はしたものの、個人投資家の物色意欲が停滞しており、売買代金は15日連続で1,000億円を下回っています。
一方、こうした盛り上がりに欠く商いにもかかわらず、株価指数は買戻しが優勢となって3日続伸となりました。終値で600ポイントを固めつつありますが、今後は個人投資家の投資マインド回復次第と言えそうです。
決算発表を控えたファーストリテイリングが爆騰、体温計増産報道のオムロンが大幅高
個別銘柄では、翌日に決算発表を控えたファーストリテイリング(9983)が思惑買いから一時+9%高の爆騰となり、日経平均株価の押し上げに寄与しました。