コミュニケーション力の欠如
彼/彼女らと話をしていて一様に感じるのは、「快適なコミュニケーションが難しい」という点です。
こちらの話を聞いていない。
聞いたことに回答しない。
自分の言いたい話を延々と続ける。
このような具合です。コミュニケーションとは言葉のキャッチボール、これは日本という文化圏に限定した話ではなく、グローバル規模での原理原則です。ビジネスというのは、人と人との価値交換の行為ですから、相手の話を傾注し、求めるものを提供する姿勢が不可欠、そこへいくと一方的なコミュニケーションになってしまうのは、この原則が成り立たないことになります。
話し方から、絶対なる自信が感じられましたが、ビジネスの価値は顧客が決めるのですから「語るより、顧客の内なる声を聞く力」こそがビジネスでは問われるのではないでしょうか。